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フレディ率いる伝説のバンド、クイーンが圧巻のパフォーマンス!映画「ボヘミアン・ラプソディ」(2018年)

ボヘミアン・ラプソディ(2018年)

ボヘミアン・ラプソディ (字幕版)

イギリスのロックバンド「クイーン」のボーカル「フレディ・マーキュリー(1946年9月5日-1991年11月24日)」に焦点を当てた2018年のアメリカの伝記映画です。

 

1970年のクイーン結成から1985年の20世紀最大のチャリティーコンサート「ライヴエイド」出演までを描いた作品です。

 

今日(2020年9月5日)、偶然この記事を仕上げていて気付いたのですが、9月5日はフレディ・マーキュリーの誕生日です。何か特別なものを感じます。

 

タイトルの「ボヘミアン・ラプソディ」は、クイーンの曲名で日本では1975年12月に発売されています。

 

 

基本情報

公開年:2019年
製作国:アメリカ
原題:Bohemian Rhapsody
配給:20世紀フォックス映画
上映時間:2時間14分(134分)
映論区分:G(年齢にかかわらずだれでも閲覧できる)
時代設定:1970~1985年頃(ライヴエイド 開催日:1985年7月13日)

BOHEMIAN RHAPSODY THE INSIDE STORY THE OFFICIAL BOOK OF THE FILM ボヘミアン・ラプソディ オフィシャル・ブック

 

みどころ

【みどころ①】1985年に行われた20世紀最大のチャリティーコンサート「ライヴエイド(LIVE AID)」でのクイーンのパフォーマンス
【みどころ②】フレディ・マーキュリー役、ラミ・マレックの演技
【みどころ③】クイーンメンバーのキャストが似ている(中でもブライアン・メイが酷似

ポスター/スチール写真 A4 パターン10 モボヘミアン・ラプソディ 光沢プリント

 

スタッフ

監督:ブライアン・シンガー

<主な監督作品>
「X-MEN」シリーズ
 ・「X-メン」(2000年)
 ・「X-MEN2」(2003年)
 ・「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」(2011年)
 ・「X-MEN: フューチャー&パスト」(2014年)
 ・「X-MEN: アポカリプス」(2016年)
「スーパーマン リターンズ」(2006年)
「ワルキューレ」(2008年)
「ジャックと天空の巨人」(2013年)
「ボヘミアン・ラプソディ」(2018年)

ポスター/スチール写真 A4 パターン13 モボヘミアン・ラプソディ 光沢プリント

 

キャスト

ラミ・マレック

やあ、君

<主な出演作品>
「ナイト ミュージアム」シリーズ
 ・「ナイト ミュージアム」(2006年)
 ・「ナイト ミュージアム2」(2009年)
 ・「ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密」(2014年)
「ショート・ターム」(2013年)
「ボヘミアン・ラプソディ」(2018年)
 

ルーシー・ボイントン

直筆サイン入り写真 ボヘミアンラプソディ 等 ルーシー・ボイントン ルーシー・ボーイントン/映画 ブロマイド 約20×25cm オートグラフ/フレーム別

<主な出演作品>
「シング・ストリート 未来へのうた」(2016年)
「ボヘミアン・ラプソディ」(2018年)

 

受賞歴

第91回アカデミー賞(2019年)

・主演男優賞(ラミ・マレック)
・編集賞(ジョン・オットマン)
・録音賞(ポール・マッセイ、ティム・キャバジン、ジョン・キャサリ)
・音響編集賞(ジョン・ワーハースト、ニーナ・ハートストーン)

 

第76回ゴールデングローブ賞(2018年)

・映画作品賞
・主演男優賞(ラミ・マレック)

ポスター/スチール写真 A4 パターン2 ボヘミアン・ラプソディ 光沢プリント

 

あらすじ ※ネタバレ注意

1970年代初頭のロンドン、ゾロアスター教徒ペルシャ系移民出身の若かりし頃のフレディ・マーキュリーこと青年ファルーク・バルサラは、移民差別を受けつつも音楽に明け暮れていた。

 

ある日フレディは、ヴォーカリストが脱退したばかりのファンだったバンド「スマイル」のメンバーでギタリストのブライアン・メイ、ドラマーのロジャー・テイラーに声をかけ、見事な歌声を披露して新しいヴォーカルとなり、ベーシストのジョン・ディーコンも加わり新バンドをスタートさせる。

 

ファルーク・バルサラは、厳格な父と仲が悪く、バンド活動の再出発を前に、自分のルーツを嫌って「フレディ」と名乗り始める

 

同じ頃、フレディはケンジントンのお洒落な人気ブティック「BIBA」の店員メアリー・オースティンと出会い、恋に落ちる

 

フレディ達は上を目指すため、移動で使っていた唯一のワゴン車を売却して音楽アルバムを自主制作する。更に結成したバンドは、"女王陛下"という意味の「クイーン」という名前に改名する。

 

レコーディングの様子を目に留めたEMIのA&Rジョン・リードは彼らをスカウトし、担当マネージャーにポール・プレンターがつくことになる。

 

フレディはさらに名字を「マーキュリー」に改名する。デビュー、世界各国ツアーとクイーンが躍進する中、フレディはメアリーに結婚のプロポーズをしてOKを貰う。そこへバンドメンバーが訪れ、アルバムのチャート入りと米国ツアーが決まったことを聞く。クイーンの人気はうなぎ上りだった。

 

やがてクイーンはEMIの重役レイ・フォスターにヒット曲「キラー・クイーン」に似た曲を制作するよう指示されるが、彼らは同じことの繰り返しを嫌い反発する。フレディはオペラをテーマとしたロックアルバムを作ることを提案し、郊外のロックフィールド農場での曲制作とレコーディングが始まる。

 ブロマイド写真★『ボヘミアン・ラプソディ』/レコーディング中の4人/ラミ・マレック、グウィリム・リー、ベン・ハーディ、ジョゼフ・マゼロ

 

メンバー同士の衝突もありながら、熱意を注いで作られたアルバム「オペラ座の夜」の出来に彼らはおおいに満足するが、6分という長さと斬新な構成の曲「ボヘミアン・ラプソディ」のシングルカットを、フォスターは「3分以上の曲はラジオでかけてもらえない」とクイーンと対立する。

 

しかしフレディ自らラジオに出演し、6分あるので本来ならラジオで聴けない曲と「ボヘミアン・ラプソディ」をキャピタル・ラジオ独占放送、音楽雑誌などから酷評されるが大ヒットする。

 

その後クイーンはスターダムを駆けていくが、ツアーで多忙になる中、フレディは自身のセクシャリティに気づき始め、メアリーに自分はバイセクシャルだと告白する。しかし既に彼の本心を察していたメアリーは、彼にゲイだと指摘し、なおも彼女を求めるフレディと距離をおき他の男性と付きあうようになる。

 

孤独を深めるフレディはパーティー三昧の生活に溺れるが、パーティー終了後に後片付けしているジム・ハットンに出会う。ハットンに恋愛感情を抱くフレディは再会を希望するが、ハットンは「本当の自分を取り戻すことができたら再会しよう」といい、去っていく。

ポスター/スチール写真 A4 パターン9 ボヘミアン・ラプソディ 光沢プリント

 

一方で、それぞれに家族をもち、孤独をわけあえないメンバーとの確執が増し、フレディのセクシュアリティをスキャンダラスにさらそうとするマスコミとの対立による混乱、ポールの誘導によりリードを一方的に解雇するなどのトラブルを経て、CBSと高額(400万ドル)のソロ活動契約を結んだことをきっかけに、決定的に仲間割れしてしまう。

ブロマイド写真★『ボヘミアン・ラプソディ』/バンド練習中の4人/ラミ・マレック、グウィリム・リー、ベン・ハーディ、ジョゼフ・マゼロ

 

そんな中、新しくマネージャーに就任したジム・ビーチが、20世紀最大チャリティーイベント「ライブエイド」の件を実質的にフレディのマネージャーになっているポールに伝えるが「彼は忙しい」とフレディに取りつがなかった。

 

そんなことを知らずに、フレディはソロ契約履行のためにソロアルバム作成に没頭するが、極めて難航する。その苦しみから逃れるために、ドラッグや酒に溺れ、乱れた生活をしているうちに、フレディに体調悪化の兆しが見え始める。

 

そんなフレディのところに、連絡がつかないことを心配したメアリーが訪れる。フレディは突然の来訪に喜ぶが、メアリーから妊娠を告げられ衝撃を受ける。その時、不意に発してしまったフレディの一言にメアリーは傷つく。フレディに対してメアリーは、彼の本当の居場所はクイーンであり、バンドメンバーこそが家族であること、ここにいてはいけないことを強くさとす。フレディは目を覚まし、メアリーの妊娠を祝福するとともに、ポールとの完全な決別を決意する。ポールはその腹いせにフレディがゲイであることをテレビで告白する。

 

バンドへの復帰を熱望するフレディは、ジム・ビーチ経由でメンバーとの交渉の場を持つ。わだかまりを隠しきれないメンバーは難色を見せるものの、彼の熱意に折れ、今後の作品は全てクイーン名義とする、金もクレジットも均等に分けることなどを取り決めた上で復帰を了承する。そしてフレディは「出演を断ればコンサートの翌日から俺たちは死ぬまで出なかったことを悔やむ」とライブエイドへの出演をメンバーに頼み込み、それが決定する。

体調不良を感じていたフレディは検査をし、自身がエイズに感染していることを知り、リハーサルの場で自らの病と死ぬ運命であることをメンバーに告げる。メンバーはその告白に強い衝撃を受けるがライブエイドでの成功を固く誓い合う。

 

全てを取り戻したフレディは、ジム・ハットンを探しだして再会し、以降交際する。ライブエイド当日、ハットンを連れフレディは実家に戻り、家族に「友人」と紹介する。父母も妹も全てを理解し、受け入れる。ライブエイドのステージに立ったクイーンは、約20分のパフォーマンスで会場の群衆とテレビ生中継の視聴者たちを熱狂に導き、チャリティーイベントとしても大成功させ出番を終える。

直筆サイン入り写真 ボヘミアンラプソディ クイーン フレディ マーキュリー ラミマレック/映画 ブロマイド オートグラフ/フレーム別

直筆サイン入り写真 ボヘミアンラプソディ クイーン フレディ マーキュリー ラミマレック/映画 ブロマイド オートグラフ/フレーム別

 

感想

特にクイーンのファンではありませんが、この映画は周囲の評価が高く、以前から気になっていた映画のうちの1本でした。

 

感想を述べさせていただく前に、私のクイーンに対する知識ですが、1970年代前半生まれの私は、クイーンの当時(1970~1985年)の活躍を全く知りませんでした。

クイーンを知ったのは、2004年1月~3月に放送されていた木村拓哉さん主演のアイスホッケードラマ「プライド」の主題歌に使われていた「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」がリバイバルヒットしたため、よく街中で耳にしていた程度です。私自身はクイーンのCD等は買っていませんので曲もあまり知りません。そんな状態でこの映画を見ました。

 

作品自体は、製作にクイーンのメンバーであるブライアン・メイ、ロジャー・テイラーの2人も加わっていますので、ほぼ実話でしょうし、見ていて丁寧に作りこまれていることがよくわかります。クイーンのファン、当時の活躍を知る人にはたまらない作品だと思います。

 

私が好きなバンド(BOØWY、氷室京介)で同じような映画があれば、かなりはまると思います。そう考えるとやはり好きな人にはblu-rayを手元に置いておき、何度も見たくなるような作品だと思います。

 

伝記映画は、中心人物の人生にあまり変化がない場合は単調になりがちですが、本さkは、フレディ・マーキュリーがゲイである苦悩、バンドメンバーとの対立・孤独、20世紀最大チャリティーイベント「ライブエイド」の大成功等うまく映画に落とし込まれ変化があり、作品としては良作でした。

 

終盤のチャリティーコンサート「ライヴエイド」でのクイーンのパフォーマンスは、特に見ごたえがありました。映画館や大画面テレビでみると実際に会場にいるような雰囲気、臨場感が味わえさらにいいと思います。

 

ポスター/スチール写真 A4 パターン12 モボヘミアン・ラプソディ 光沢プリント

 

クイーンについて

クイーン(Queen)は、イギリスのロンドン出身のロックバンドで、1970年代前半のハードロックブームの時代にデビューし、シングル、アルバム、ビデオ等の音楽作品を合計1億7千万枚以上売り上げています。

 

2018年10月出版のウォール・ストリート・ジャーナルの「史上最も人気のある100のロックバンド」では第3位に選ばれています。ちなみに、第1位はザー・ビートルズ、第2位はレッド・ツェッペリンでした。それらのバンドと肩を並べるほど偉大なバンドでした。

 

( 以下4枚は本当のクイーンの画像です)

直輸入、大きな写真、バンド「クイーン」フレディ・マーキュリー、Queen Freddie Mercury、10071

 

直輸入、大きな写真、バンド「クイーン」フレディ・マーキュリー、5094

 

伝説のバンド QUEEN ヴィンテージ クラフト ポスター 額にも入るA3(42cm×30cm)サイズ 映画 ボヘミアン・ラプソディ フレディ・マーキュリー

 

伝説のバンド QUEEN ヴィンテージ クラフト ポスター 額にも入るA3(42cm×30cm)サイズ 映画 ボヘミアン・ラプソディ フレディ・マーキュリー

 

この映画がよかった人へのおススメ映画

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年)(クエンティン・タランティーノ監督)

 

評価

3.9点/5点満点

 

ボヘミアン・ラプソディ (字幕版)

ボヘミアン・ラプソディ (字幕版)

  • 発売日: 2019/04/17
  • メディア: Prime Video
 

 

 

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